北海道日本ハムファイターズ

日ハムが好きではない立場から書きます。今季の日ハムは強すぎた。打線は、正直クライマックスシリーズを見るまでこんなに強いとは知らなかったんですが、投手力が鬼。
炎上する先発が全くいない。これは衝撃的なことです。正確には、金村曉が出てくるたびに炎上したり、シーズン当初はスウィーニーが、終盤は武田勝吉川光夫が数回炎上してましたが、とにかく先発が崩れない。これがあるから、大型連勝を繰り返して6位から1位までぶっちぎったんだと思います。また、たまに崩れても江尻慎太郎金森敬之が踏ん張るのがすごかった。


そして、ダルビッシュは……言葉にならない。一番驚くのは、たまに炎上してもノックアウトされないことだと思う。気に入らないが認めざるを得ない、文句をつけられない成績だった。
シーズン当初は勝ち運がなかったんですけどねぇ。気付けば運も味方につけて、後一歩で防御率第1位でした。ダルビッシュは運も味方につけてて、エラーが少ない筈の日ハムの中にいて自責点をエラーで減らすし、打線が絶不調に陥ってる状態のオリックス楽天にちょうど登板日が当たって、難なく完封ということもありました。結局、取ったのが最多奪三振だけだとは信じられない成績でした。沢村賞の条件は全てクリアしていて、沢村賞は100%ダルビッシュでしょう。
(しかし、今季これだけ圧倒的だったダルビッシュだけど、数字だけ見ると、過去の投手の成績と比べて飛びぬけてるのは防御率1.820くらいのもの。奪三振は今中や石井一久に、投球回数はシーズン2位。中6日ローテーションでは、このくらいが限界なのか? そういえば、被打率が異常なまでに低いという話があったかも)