茉崎ミユキ / 数学ガール ゲーデルの不完全性定理 1巻
数学ガール ゲーデルの不完全性定理1 (MFコミックス アライブシリーズ)
- 作者: 茉崎ミユキ,結城浩
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2011/04/23
- メディア: コミック
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「数学ガール」とタイトルのつく作品は、これが初めてです。理由は、絵ですね。だって漫画じゃなきゃ読む気しないしぃー。他の作品は絵が受け付けないしぃー。
で、感想は……まず数学部分が全然面白くないなぁ。「数学ガール」というタイトルでこれはいかがなものか。
そして、冒頭で不完全性定理に触れたっきり、なぜ今その話をしているのか、が全く分からない。テーマがテーマだから、数理論理学の話をするのは(多分)納得できるよ。でも、テーマそっちのけで分かったような話を延々続けられてもちっとも面白くない。
結局1巻の間は終始、不完全性定理を放りっぱなしなのもよくない。
数学部分が漫画にさっぱり溶け込んでないので、ストーリーとしての部分は割愛。読んでて訳が分かりません。
元が小説だからこの表現は違うのかもしれないけれど、「数学を漫画で面白く見せる」ということに関して全然うまくいっていない。これじゃあ全然薦められない。「Q.E.D.」のほうがよっぽど数学やってます。
3作品目だって言うしなぁ。この作品から読んじゃダメだったのかな。
りすまい / 重金属彼女 1巻
- 作者: 西野かつみ,りすまい
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2011/05/21
- メディア: コミック
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メタラーは読まないほうがいいです! ストレスが溜まります!!
一応ガンガンOnline連載っちゅーことで、公開中の話は読んでから買ったんだけどなぁ……がっかり。絵だけですね。メタルの話はホメオパシー程度にしか出てきませんし。主人公の男が頭に血が上るくらいムカつきますし。失敗だったなぁ。
更新を再開できたらいいなと思います
1.5年ぶり2度目の再開ですね
文句を言うのは簡単です。ほめるのはすごく難しい。何がいいたいかというと、文句を言いたい漫画が溜まってきたので更新再開します。うわぁ最低。
漫画を読むことが日々の癒しですから、少しずつ更新することに慣れていって、絶賛の漫画をバンバン書いていきたいですね。
いちばんうしろの大魔王
ころねかわいいよおおおおおおおおおおおおおお
(中の人補正も多少あります)
ころねかわいいよおおおおおおおおおおおおおお
で、面白いじゃんコレ!! ああ見ててよかったわ。最新の第5話なんか、もうサイッテー(概ね褒め言葉)でしたねぇ、特に絢子が自爆するところ! ほんと大爆笑でした。
で、見てるうちに「ヒロシかわええ……代永イケるやん!!」ってことになってきたりして大変なわけです。
わぁい! vol.1
- 出版社/メーカー: 一迅社
- 発売日: 2010/04/24
- メディア: 雑誌
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内容は大きく3つに分かれていて、
- 男の娘が登場するエロゲやアニメの紹介カラーページ
- コミック
- イラスト+ノベル
です。コミック部分は少数精鋭ですが、充実ぶりは目を見張るものがあり、読み終えた際は感動すら覚えましたね。
- 神吉 / さざなみチェリー
10P。猫耳少年「とと」くんの同人誌を発行してた神吉さん。美少女だと思って告白してみたら男だったという王道パターンですね。短い上に王道過ぎて褒めるところが難しいんですが、逆光・すねる顔・ニヤリとするところなど仕草の一つ一つが見事です。続きに期待。ただ、名前が「高野連」にしか見えないのがどうも気になるところ。
- ひねもすのたり / オンナノコときどきオトコノコ
20P。「オンナノコになりたい!」の表紙などでお馴染みのひねもすのたりさん。主人公が転校生の女子に振り回される……と思ったら、実は幼馴染で男の子だった! という、ええこれまた王道だと思います。スキンシップの激しいところと実は強いところがセールスポイントでしょう。
- 日辻ハコ / すずのね〜若女将?奮闘記〜
24P。男の娘界隈(なんだそりゃ)では無名の方。これまで、同人誌でも男の娘作品を出したことはないみたいです。
主人公が母親によって女装で若女将をさせられる。クラスメイトの訪問に入れ替わりを繰り返しているうち、ボロが出てしまうといった内容。前二作とは打って変わった主人公愛で型の作品です。年齢が小学生、性的要素一切なし*1と、雑誌中最も一般誌に載っても違和感のない作品ではないかと思います。現在流行りのほんわかした雰囲気を持った絵柄と併せ、強いアピールではないけど高品質さを感じさせます。
- ゑむ / ひみつの悪魔ちゃん
24P。これまで男の娘関連での目立った活動はないと思いますが、一迅社ムックつながりのようです。童貞卒業のために 悪魔召喚したら、男の娘悪魔を召喚してしまった! という話。悪魔だけあって、最初の二作品より誘惑成分大目。魔力もあってよりなんでもありの作品のようです。
24P。PSO同人、COMIC RIN、おと×まほ漫画版など、男の娘ブームを引っ張る存在の一人といえるぢっかさん。全寮制の男子校に転校させられた主人公の前には、沢山の女生徒が――なんと、その学校では男子の半数が、週替わりで女装をして過ごすのだった! というお話。この作品はこれまでとはまた違ったコンセプトで、ノーマルの主人公が女装させられて「これが……俺!?」というような、いわゆる目覚めを扱ってます。と言っても、これは男の娘マガジンですから、主人公の女装もギャグテイストではなく、しっかり可愛く仕上がってるのが重要なところ。TS的魅力の最も高い作品だと思います。
- 冬凪れく / ののの。
16P。この作品はイレギュラー。なぜなら唯一のヘテロだからです。レズビアンな主人公(女)が、ヒロインの男の娘をコルセットやらメイクやらで綺麗に飾り立てるお話。あまりに美しくなったヒロインに思わずレズビアンの主人公もクラリ……という内容。極端にTS志向の作品で、愛でるのではなく愛でられるのが作品の趣旨となっています。これは男の娘ファンと言うよりはリアル女装ファン向けなんじゃないでしょうか。
また、イラストは6人。成沢空(えろ☆しょた等)・蒔田真紀(Cage原画など)・ゆきうさぎ・あおぎりぺんた(脳内彼女原画)・上田裕(えろ☆しょた等)・あめとゆき というメンバー(ついでに表紙はカスカベアキラ)。成沢空はテキスト付きなので別だけど、残りは一枚絵ということで、結構直接的に股間のモノが描かれています。
さてこの雑誌、問題点は付録ですね。赤ブルマて。これをどないせーちゅーねん。
問題点だけどまあ仕方ないかなと思う点は、広告がリアル女装に偏っていること。「ののの。」のような作品も掲載されているし、まあ付録を鑑みても、ソッチの人も購買対象に含まれているということなんでしょう。
で、これからの不安点はまず薄いことが挙げられますが、それ自体が問題なんじゃなくて、薄いのにネタを詰め込めるだけ詰め込みすぎていると言うこと。何が問題って、前半のエロゲ&アニメ紹介では今ホットな話題が全部出尽くしているんです。今号の新作情報はおとボク2とアチ恋のみ、紹介されたアニメは全て放映終了。こうなると、次号ではカラーページをどう構成するのか? 心配です。
謎の付録と、それに伴う特別定価1200円という価格設定は非常に不可解でしたが、雑誌の内容としてはツボを突いていて、ホモでもBLでもないけど男×男、というニーズに応えた、期待の持てる内容だったと思いました。コミック百合姫のように、確固たる地位を築いていって欲しいものです。
*1:双子が入れ替わってるとかいうオマケがついてますが