サンヨーオールスターゲーム第二戦

 今日は最初から最後までずっと見てました。解説に福本豊さんがいて、どんな面白いことを
言ってくれるか(7月10日参照)期待してたんですが、なんか星野さんばっか喋ってたなぁ。
 
 一回、いきなり杉内(杉内俊哉)が打たれました。阪神勢に3連打、地蔵三振、岩村(岩村明憲)に
前田(前田智徳)が連続タイムリー。打たれたんですが、ねぇ。
杉内、カーブを一球も投げないんだもん。そら打たれてもしょうがないよ。
ペナントレースやまだたいちの奇蹟』より、三原監督(実在の三原脩監督とは異なります)の一言。
「ストレート打つだけなら、中学生でもプロでやってけるよ」ですって。
キレのある変化球と剛速球、緻密なコントロール、そして何よりそれを活かした配球あってのプロなんですよ。
速球でバンバンいける人もいますがね、それは持ち味ってもんで、全員速球だったら興醒めです。
 
 次は帆足(帆足和幸)かな。帆足はバンバン持ち球のパームを投げてましたね。
ちょっと打たれてたけど……。しかし、パームってもっと遅いもんだと思ってたな。
お蔭で、確認するまでスライダーかなんかだと思ってたよ。
 2イニング目、清原を140kmのストレート3球で料理。
これは帆足が凄いのか清原がしょぼいのかどっちだろうね?
 
 六回表、工藤対城島。2球目、工藤が投じたカーブに城島が「こんなのいらねぇ」なアピール。
3球目に工藤は応えてストレート投げたらホームラン。城島ガッツポーズ。
 城島……ふざけた事してんじゃないよ。まぁインタビューで謝ってたし、
勝敗に無関係だったからいいけど。工藤も、「点差があったのでやった」と言ってるし。
でも不愉快な場面だった。
 工藤は42歳で、4日前に先発してるのに、2イニングも投げてくれて、ほんと凄い投手です。
 
 五十嵐(五十嵐亮太)は、ファン投票選出ながら今季は不調。今日もフォークばっかり
投げてましたね。でもフォークでもクルーンに及ばないのが涙を誘う……。
でも新庄にだけは全部ストレート勝負。まぁ、これは雰囲気が。
 
 9回は誰が投げるのかと思ってたら、なんと藤川(藤川球児)が連投でしかも抑え。
まぁ甲子園だから、この抜擢も頷ける。藤川、こんだけ投げて来期大丈夫かな……。
しかし、投球内容は凄すぎる。ストレート投げても全く打たれない投手って
もう藤川しか思い浮かばないね。フォークも投げてたけど。
 最後のバッターは石井義人パ・リーグ首位打者ですが、初オールスターは
チャンスに凡退・併殺・最後の打者、と散々でした。シーズンでまた頑張れ!
 
 そのほか。オリックスからただ一人出場の平野(平野恵一)は大活躍でした。
さすが仰木監督のお気に入り。爽やかパワー! しかし、7勝7敗の清水直行を選ぶくらいなら、
檻のリリーフ陣の一人くらい選んだらどうなんだ……。
対して、楽天からただ一人出場の磯部のベンチ内での姿は、爽やかさのかけらもない、
関西のおっちゃんでした。なんだかなぁ。
 そうだ。MVPについて忘れていた。今日のMVPは前田(前田智徳)!
7年ぶりの出場、しかもファン選出、そしてMVP。レギュラーシーズンでは打撃好調だし、
前田にとって非常に嬉しい年になった筈ですね(でもチーム成績はどん底)。
昨日のMVPが横浜から、そして今日のMVPが広島から。
マイナー球団が応援されてるんだろうか? (マイナーなんて言っちゃ失礼だな……。)
※注意! このマイナーは、決して「大リーグならマイナーリーグ級のザコチーム」という意味は
 含んでません! ていうか僕は横浜と広島にそんなこと言いません!
 日記からも分かる通り、僕は横浜と広島が大好きです!
 ただちょっと人気とかが有名チームに及ばないかなって雰囲気がするだけです!
 
 最後。選出者の中でどうやら、金村(金村曉)だけが出場機会がなかった様子。
なんか試合終了時、憮然とした表情でした。
 なにはともあれ、思っていたよりも「−1倍(まいなすいちばい)」楽しいオールスターでした!
(↑解説:つまらないと思っていた為。)