二晩明け

世論は「続投なら(豆がつぶれたのもあり)逆転負け→敗退だった。常人には出来ない素晴らしい采配」という方向で決定したようなので、納得するほかない。これ以上は、中日ファンとしてはニワカであり、球場に金を落とさない在宅ファンである僕が言えることはない。
ただ、9回表開始時点で「山井! 山井!」というコールがあったのは事実で、結果論としては批判のしようがないが、多くの人間の期待を裏切った采配だったことに間違いはない。その結果、このようにやりきれない優勝が残ったのである。あ、いや、真の中日ファンはこの結果こそ長年求め続けてきた事で、やりきれなさなど微塵もないのかも知れない。僕にはあずかり知れないところである。
更に言うなら、この采配は「得た結果は凄いが、方法としては納得できない」類いのものです。まあ、現代の成功者の多かれ少なかれがそうですよね。だから、きっと落合は成功したんでしょう。ただ、万人を納得させる手段ではなかった。そのような批判に対して成功した当人が「言わせておけばいい」と返すのも至極当然ですね。





この交代劇は、


  1. 中日の日本一への呪縛
  2. 他の守護神とは土台が違う、完全な守護神岩瀬
  3. オレ流(笑)

が生み出した、悲しすぎる場面だったのかも知れません。