School Days 第9話「後夜祭」

なにコレ、本当に22分?? 一話の間にあまりにも怒濤の展開が続いて、ものすごく長いドラマを見たかのよう。
刹那はやっぱり良心だった……。たった一度のキスを言葉に咎められて自戒しながら退場。誠をめぐる底なし沼の中には入っていけませんでした……。今週は加藤のターン。こいつが今更誠を、鬼の居ぬ間にしようと思って頑張るから壊れ方が加速する。言葉を詰るときの態度と誠に対する態度のギャップが心底うっざいです。そして、最終的には澤永をけしかけてしまった。言葉様フラグ成立ですね……。
言葉は、あんだけ虐げられていながらどうして誠に関するところだけは譲らないのか? この本来の言葉と思われる言動も悲劇の一端を担っているよねぇ。
今回も誠氏ね。言葉は無視する。世界への返事は曖昧。まったく気のない加藤相手に誘惑されてかつ捨てると、三拍子揃った行動をしてくれやがりました。あー。ギャルゲ主人公って羨ましいですねぇ。
澤永……お前は純粋な奴だが……だめだってそれは!!!






アニメを視聴する際に「こうなってくれ」「こうはならないでくれ」という感じのことを思いながら見るのって随分新鮮な感じがします。ギャグに対するツッコミだの、いわゆる「萌える」だの、未知のストーリーが展開するときのカタルシスも、アニメを見る原動力ですが、School Daysの場合は「こうなるかもしれない、それはやめてくれ、ああやっぱりぃぃい!」みたいな、展開にやきもきする、一喜一憂する*1ような楽しみ方をしたアニメは思いつきません。思うんですが、一般人が連続ドラマを視聴して楽しむ感覚ってコレに近いんですかね? テーマ的にも、泥沼関係という最も俗っぽいところがそんな感じを受けます。といっても、僕は連続ドラマを何があっても見ないので分かりませんが。



全12話くらいだとしたらあと3回かな。コンプエースの漫画版では言葉様ついに獲物を持ち出したし、アニメ版ではいつになるのかな……。

*1:無喜四憂くらいじゃなかろうか