今更MASTER ARTISTの第二弾

THE IDOLM@STER MASTER ARTIST 04 菊地真

第三弾が店頭に並んでいるこの時期に第二弾の感想でございます。第二弾といっても主に菊地真編の感想。ここまで4枚の中でも、正直なところ最も重要視していなかった一枚なんだけど、蓋を開けてみればびっくり。全10枚の中で最高傑作になりうる素晴らしい出来を秘めていたのでした。

そもそも、やよい＆美希は買おうと思っていたものの、第一弾の春香のCDはスルーする予定だった。それが、新曲「I Want」のあまりの閣下ぶりについ購入してしまったと言うのがここまでの流れ。真のCDも迷ってたんですが、アイマスレディオで聴いた新曲「迷走Mind」が、ネタ抜きであまりにもいい出来だったので、この際全部購入だ！！　ということになったのでした。

さて、CDでの新曲二曲がものすごいクオリティです。「迷走Mind」は90年代の歌謡ロック臭がして、当時を思い出せる人間にはたまらないというものです。で、カバー曲の「Swallowtail Butterfly 〜あいのうた〜」。この曲を詳しく知っているわけではないんですが、まさに90年代も真っ只中、ど真ん中ですよ。J-POP全盛期の超名曲というだけでも凄いのに、平田さんの歌唱がベストマッチ。絶妙な高音部のかすれ加減とか素晴らしいです。
そして、トークの方も4枚中ダントツのクオリティ。特に、真の王子様モードと乙女モードがどちらも充分に堪能できるのが素晴らしい。乙女モードがお気に入りの僕としては万々歳！！　あのむずがゆさがいいんだよなぁ。平田宏美さんには、いつもの男前な（笑）声だけではなく、是非あの声でアニメに出演していただきたい。

正直僕の中での真株って上がったり下がったり変動がかなり激しいんですが、このCDを聴くに至って再び急上昇ですね。これ以降のMASTER ARTISTで、新曲もトークも最高レベルの真を超える出来の作品が出てくるのかどうか、注目です。これを超えるには、ソロ・リミックスでもあっと言わせるとか……。