ハヤテのごとく! 12巻
ハヤテのごとく! 12巻 限定版 別冊「ハヤテ名作劇場」付き
- 作者: 畑健二郎
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2007/07
- メディア: コミック
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トラが喋ったり機械と戦ったり、さり気なくみんな超人だったり、よーく考えれば日常茶飯事なんだけど、でもやっぱり、宇宙人が出てきてハヤテたち自ら宇宙に行ってしまうのには驚いた。あと、しゃべる柿にも(笑)。
こんだけとんでもない話なのに、やけに日常っぽいのが改めて凄い、この漫画。コメディ成分はぶっ飛んでるんだけど、ラブコメ成分がとんでもなく等身大だからなのかな。
それはそうと、この巻、ハヤテのエロ祭りが止まりません!! 助けて!
読み始めて早々、ナギに水鉄砲をかけられて「あっ!!」。「あっ!!」って!! さすがヒロイン。虎鉄にストーキングされて襲われるし。
しかし、今回のハヤテはただのヒロインではなかったのです。宇宙船でナギと再開したハヤテ、ナギを抱きしめる。ナギが照れるほどの抱擁……さりげなくどこを触ってるのか、服を脱がしにかかってないか。サラッと、今までではありえないようなことをしてくれちゃって……。
そして、この巻で一番エロいハヤテは、最終話「それはギルの笛の音のように」のトビラ絵です!!! これを見たとき、わが目を疑ったね。突然、今までのハヤテからは想像もつかない、官能的で小悪魔っぽい目つきをこちらに向けながら口で手袋を噛んでいる。この視線を見たとき、僕はもうズキューンと来てしまいました。ハヤテはヒロインだとか、でもやっぱり男主人公なんだとか、そういうものを超越して射抜かれてしまった感じ。美しすぎる……。畑健二郎先生の絵は上手いか下手かと言われればヘタウマの部類だと思うんですが、この絵柄でなければここまでの美しさは出せなかった。素晴らしすぎる。このトビラ絵のカットはそれほどの奇蹟であると思う。
もう一つ。この巻の2話目「”湯あがりタマゴ肌”と呼ばれたモモイがよ〜」がすごい。西沢さんとヒナギクが百合百合。しかも、温泉ではだか→浴衣でラブラブしちゃうんだから信じられない。
で、興味深いのが、ヒナギクは大体のキャラに対して気の強い生徒会長キャラだし、貧乳だし(笑)、カップリングで攻めに回りそうなもんなんだけど、西沢さん相手のときに限って、ガチガチで受け身なんだよねぇ*1。歩もヒナギク相手に限り、天然アタックしまくりで微笑ましいことこの上ない。
ハヤテにはナギとマリアさんがいるし……この二人でハッピーエンドになったりしませんか(笑)?
……あ、そういえば、とらのあなで買ったんですが、購入者特典のカレンダーカード、三種類中二種類がハヤテなのになぜか絶チルが当たってしまいました……(´・ω・`)
*1:こういうソフト百合の場合、タチネコとか受け攻めという用語は合わない気がするが、他にいい言葉がなかったので仕方がなかった。何かないですか