青木宣親のここが凄い!

1.ここ数試合の好調ぶり
現在青木は七試合連続複数安打。ソフトバンク三連戦では三試合連続の猛打賞だったり、昨日の日ハム戦では遂に、去年の十八番だった一試合四安打の固め打ち。連続試合複数安打が始まる前の5/18の楽天戦終了時点で打率が.267だったのが、たった七試合で.331まで上昇。舌を巻くしかない。


2.盗塁
開幕当初は、足技が全く使えていなかったヤクルトだけど、ここにきて青木の足が暴れ回っている。件の連続試合複数安打中だけで8盗塁。うち二度が一試合三盗塁! これで盗塁が早くも20に。
交流戦が始まってからの盗塁数は、先ほどの8から6つ増えて14。16試合で14盗塁だよ。交流戦のうちに稼げるだけ稼いだら、大本命の赤星憲広を抑えて盗塁王も夢じゃないかもね。

3.出塁率
青木は開幕から最近まで決して好調だったわけじゃなかったんだけど、維持していたのは四球で塁に出ること。ヒットが打てなくても、選球眼によってとにかく出塁だけはしていた。そこにきてこの好調ぶり。ヒット打ってても毎試合のように四球も選んでて、気付けば選んだ四球数は金本知憲を(ウッズも)抜いてセ・リーグトップに。打率が上がった事で、出塁率ラロッカを抜いてリーグトップ。ここ数試合の出塁率は5割じゃ効かないんじゃないだろか。


4.得点圏打率
先月、ヤクルトがまだどん底だった頃の得点圏打率チーム一位は、ラロッカではなく青木でした。ごく初期だけ宮本慎也だったりしたけど。今でもそれは変わってなくて、.417のラロッカや.415の宮本を抑えて青木がチーム一。なんと五割!! 一番打者にしておくのが勿体無いくらいの勝負強さ。



というわけで、青木が今ほんとに覚醒しててすごい。去年も春先の青木は酷いもんだったけど、生来のスロースターターなのかな?