石見翔子 / かなめも 2巻
- 作者: 石見翔子
- 出版社/メーカー: 芳文社
- 発売日: 2009/03/26
- メディア: コミック
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つまらない。本当につまらない。なぜこんなにかなめもはつまらないんだろう? とてもとても、flower*flowerやスズナリ!を生み出した作家の作品とは思えない。
その理由は50%以上は確実にこのメガネにある。寒い。寒すぎるこのメガネ。このメガネが出てくるたびに、作品のテンポぶち壊しである。であるからして、基本的に専売所での話はつまらない。読めば読むほど冷める。専売所でのキャラに魅力も感じられない。このメガネさえいなければ、代理もカップルも、多分ゆうきも魅力的なはずなのである。が、台無し。
専売所の外の話は面白い。みかちゃんはもとより、クラスメイトの眼鏡の凛々しい子(なまえがわからん)も非常によいキャラだと思う。それだけに、専売所での話がつまらないのは致命的である。不幸設定(天涯孤独だっけ?)も、忘れた頃に再登場させておきながらストーリーを進行しないんだもんなぁ……白けるから、話が進むまでは不幸設定いりません。
この作品をアニメ化すんの? 本気? 無理に描き続けてないで、一旦休養してリフレッシュして欲しい、と言いたくなるようなクオリティの作品である。