ONE PIECE再評価

 二夜連続、再評価シリーズ。いやいや、嘘。偶然。
 
 昔はジャンプは読んでないけどワンピースだけは買っている、というファンだったけれど……。
ワンピースを読まなくなったのには二つの原因があります。
 一つは空島編終盤。全てがグダグダだった。回想が多すぎる。エネルの攻撃にキリがないし。
そして、やられる所、目をカッと見開いておいて為す術なくやられるのは、
意味がわからない。ワンピースは、全篇に於いて敵がやられるシーンは非常にあっけないんだけど
(これは幾らなんでもいい加減改善して欲しいけど……。)、エネルのは酷すぎた。
 そしてもう一つは、やっと長かった空島編が終わって、さぁ楽しみだ、
というところで登場した、銀ギツネのフォクシー。あのビジュアル。なにあれ。
フォクシーに全ての希望は打ち砕かれ、もうワンピースは読むまいと決めました。
 
 で、昨日、続きを読みました。まずフォクシー編だけど、別にそこまで嫌うほどの物ではないね。
キャラの魅力がないけど、これはまぁアリだ。ポルチェは特にアリだ。
迷わず旗を奪うってのはかっこいいね。
 で、その次のウォーターセブン。これが面白い! 全盛期(と今まで思っていた)頃のワンピースだ!
展開に次ぐ展開、勢い、どんでん返し、これがワンピースだよ!
尾田さんは敵がやられるところさえ工夫してくれれば、本当に物凄いストーリーテラーだと思います。
 
 というわけで、ワンピースの魅力を再認識したのでした。
今36巻まで読んだ。続きが気になる! 続きを持て!
 ワンピースはコミックスで一気に読むもんなのかなぁ(特に、何冊か溜めるとなお良い)。
週刊連載じゃ、ぶつ切りにしてるみたいで良くわからない。
一つの話を一気に読むほど、面白さが増大する気がする。
 
 
 ところで、ウォーターセブン編のネクタイの服を着たナミは、いいね。いいよ。